さるでもわかるかんたんクローン用語説明

※クローン病に関する説明はこちら

<<あ行>> IBD 炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease)の略語。
  IVH 中心静脈栄養といい、鎖骨の下からカテーテルを挿入し、点滴を行うこと。
  イレウス いわゆる腸閉塞のこと。
  胃ろう 胃にろう孔を造設して、胃から栄養剤などを送り込む方法。
  イントラファット 乳白色の脂肪の点滴。
  栄養療法 中心静脈栄養療法や経管経腸栄養療法などが挙げられる。
  SAA 血液検査でみる炎症反応。CRPよりもより詳しい炎症反応がわかる。
  エレンタール クローン病には一番良いとされている、成分栄養剤。
  炎症性腸疾患 クローン病・潰瘍性大腸炎の総称。
<<か行>> 緩解期 疾患の経過中、症状が一時的に好転する時期を指していう。
  Q.O.L Quality of Lifeの略語。生活の質。
  狭窄 潰瘍が腸の内側に進行し、腸管の内腔が細くなること。
<<さ行>> 再燃 緩解していた病状が、再び悪化する状態のことを指していう。
  CRP 血液検査でわかる炎症反応の数値。
  CD クローン病(Crohn's Disease)の略。(※クローン羊のクローンは「Clone」)
  JFCC 厚生省日本炎症性腸疾患研究班の略称。
  縦走潰瘍 クローン病において特長的にみられる潰瘍。ひとすじの長い潰瘍を指す。
  痔ろう 直腸粘膜、肛門管、肛門周囲皮膚にろう孔を有する疾患。
  ストーマ 人工肛門。
  穿孔 潰瘍が腸の外側に進行し、腸に穴が空いてしまうこと。
  蠕動 消化管が波のように収縮し、消化物を送り出す運動のこと。
<<た行>> 大腸造影 肛門から造影液を注入し、レントゲンを撮って大腸の中を検査すること。
  大腸ファイバー 肛門からカメラを挿入し、大腸の中をカメラで検査すること。
  低蛋白 栄養状態が悪くなること。
<<な行>> ニフレック 大腸の検査前に、腸をきれいにする為に飲む、腸管洗浄剤。
<<は行>> 副作用 薬物作用により、治療の目的と違った生体に対する症状が起こること。
  ヘモグロビン 血液検査の数値で、貧血がわかる値。
<<ま行>> ムーンフェイス 副腎皮質ステロイドの副作用で脂肪が顔面に沈着して顔が丸くなること。 
<<や行>> UC 潰瘍性大腸炎(Ulcerative Colitis)の略
  癒着 隣接の腸と腸、あるいは腸と臓器・組織がくっつくこと。
<<ら行>> ろう孔 腸に孔が開き、腸と腸あるいは腸と近くの臓器がバイパスしてしまうこと。