HIGHER GROUND 2003

2003年8月30日 海の中道海浜公園 野外劇場 13:00開場 15:00開演 
                                                     B−1ブロック  by:HARUKA

♪オープニング
いよいよ次がスピッツの出番!!
嗚呼、ドキドキ度がどんどんupしてくる。
きっと、マサムネくんもステージのそでで、ドキドキ緊張してるんだろうなぁ・・。
そう考えると、益々心臓がバクバク音を立て始めた。
一曲目はなんだろう・・どの曲やるのかなぁ・・なんて、ドキドキしながら考えてると・・・
いきなり主催者側の人間がマイクを持って出てきた。嫌な予感に、2万人の会場もどよめく。
「さっきから雷が酷い状態ですが、このままだと最悪ライブ中止。又は途中で休憩を入れながらになります。今のままの天候がキープできるなら、続行しますが・・」このような内容の話だった。
「え゛ー、ウソじゃろー(泣)私一体何の為にここまで来たん?今まで雨の中頑張ったん?」と正直すごい憤りを感じた。
雷なんて、誰にもどうにも出来ないこと!だからこそ憤ってしまう。
「雷よ、落ちるものなら、いっそのこと私の上に落ちてくれ!」本気でそう思いました。
2万人の会場が一体となって、拍手でスピッツコール!
この待ち時間が勿体ない!少しでもいいからやって!お願い!!せめて顔だけでも見せてよぉ(T□T)
きっと、そんな私たちの願いが天に届いたんだと思った。
「けもの道」ではじまったオープニング!
嗚呼、やっと会えたよ!会いたかったよ!!
顔中、雨だか汗だか涙だか、何がなんだかわかんないものでもぅぐちゃぐちゃ。

♪マサムネくん
うわさに聞いてた新しい髪型。
もしも私的に受け入れられない髪型だったらどうしよ・・・って思いも正直少しあったのですが、意外にもすっごく似合ってた!
MCでは、雨でびしょ濡れの私たちの事を気遣ってくれて、
「俺達はビニールに守られてるんだけど」と言いながら、ステージの上のテントから頭を突き出して、自分も雨に濡れながら
「みんなの気持ちを少し味わってみました」などと言ってくれて・・・(*^^*)
そんな事言っちゃ、またマサムネファンが増えるじゃないかー!!(笑)
ライブは、ただでさえ押していたし、天候のせいで呆気なく終った。
ほかのバンドのように「あとラスト一曲聞いてください」とかいうMCがなかったので、ホントに、曲が終わって、「じゃぁっ!」って感じで手を挙げて、メンバーがいきなり消えていくステージを見て、ただただ呆然としてしまった。
最後の曲が「夜を駆ける」だった事が、余計に切なくさせられた理由のひとつだったかもしれない。
それでも最後に、一旦そでに消えかけてから中央に戻ってきて、スピックを3個、会場に投げてくれたマサムネくんの優しさ・・
そして、モニターに写ったマサムネくんの切ない顔・・・
マサムネくんの切ない顔を見て、こんな形で終るのは、私たち以上にスピッツの方が無念なんだ!そう思うと、雷のせいで
もしかしたらここまで来て会えなかったスピッツに会えただけでも、曲を聴けただけで、文句言っちゃいけない・・って思った。

♪タムタム

タムタムは相変わらずの壊れ具合で(笑)、ホントに「あぁ、この人ってば、ホントいいな〜」って、タムタム見てると顔が和む〜。
帰宅してから、そんなタムタムからのファンに向けてのメッセージを読んで、涙ボロボロ。
スピッツが始まる前の会場の盛り上がりを凄く喜んでくれていたっていう内容のカキコだった。
前回のライブで、スピッツファンのマナーの悪さが叩かれていた中での海中のライブだったので、スピッツコールの拍手も
“もしかして、こういうのもあとでブーイングがくるの?”なんて気にしながらの気持ちも多少ありだったので、タムタムがそんな風に私たちの事を思ってくれていたんだって事がわかって、本当に本当に嬉しかった。
あまりの嬉しさに、メッセージをプリントアウトして、PCの前に貼ってます(笑)
今も、そんなタムタムの熱いメッセージに見守られながら、このレポを書いています(^^)v


♪テッちゃん

今回のライブで、わたくしテッちゃんに惚れてしまいました(*^^*)
かなりマジです!
普段は、私の視線はマサムネくんオンリーで、たまに激しすぎるタムタムに目を奪われながらも、MCの時以外にテッちゃんを
見つめる・・なんてことは特になかったんだけど、ライブが始まって間もなく、テッちゃんがモニターに写ったときのテッちゃんの
あの笑顔が・・・幸せそうな顔をして本当に優しい顔でギターを弾いているテッちゃんの笑顔が、ライブを思いっきり楽しんでいるっていうテッちゃんの笑顔に、完璧ノック☆アウトされてしまいました。
草野はるか改め、三輪はるか(爆)

♪崎ちゃん

今回のライブ、終ってからフト気が付くと、メンバー紹介さえなかった(^^;
いつもの崎ちゃんの、メンバー紹介の時のドラムパフォーマンスが見れなかったのが残念でした。
モニターにもあんまし写らなかったような気がしたし、最後の最後に「崎ちゃーんっ(><)」と1回だけ叫んだ。。。
今回は、マサムネくん以外の名前を叫んだのは、崎ちゃんの最後の1回コールだけだった。
ステージから消えていく、崎ちゃんの横顔が・・・今も焼きついて離れません。。。

♪ドラマチック☆ライブ
今回、野外ライブは初めての体験でした。
このライブが、良い思い出として私の中に残ったら、今後も野外ライブに行きたい!という思いは強まるし、もしもその逆で、
このライブが色んな意味でイヤな思い出として残ってしまったら、もう二度と野外なんて行かないぞ!っていう物になってしまうし、そういった意味ですごく大事な意味を持つライブでもありました。
過ぎてみれば、当初恨んだ雨も、雷も、それが故のドラマチックな展開になったと思うし、あの会場の盛り上がり・・・後ろを振り向くと2万人の会場の人たちの一体感、あの感激こそが野外ならでは!なのかもしれません☆
今回のライブは、はるかとしてのライブという事は言うまでもなく、さるちゃんとしてのライブという点でも、とても感慨深いものがありました。ライブ4日前の外来で再燃疑惑を投げつけられ、そんな体を押してまでのライブだったから・・・。
でも、帰宅後日記にもupしたように、本気で『再燃しても悔いはなし!』そう思えるライブでした。
この先、スピッツがどんな伝説的なライブを残そうと、もっと劇的なライブを私が体験しようと、今回のライブは絶対に私が忘れる事のできない、大きな大きな宝物☆となりました。

♪最後に・・・
今回、私が福岡ライブに行けるようになったのは、チケットを取ってくれたスピ友のお陰!そして、体不調を押してまで一緒にライブに付き合ってくれた母友のお陰!
こんなにいい思い出になったのは、スピッツのお陰!他のライブ出演アーティストのお陰!会場の2万人の人たちのお陰!イベントスタッフのお陰!悪天候のお陰!!全ての人に謝々☆

そして、現地で会ったチェリハ友達たち^^ 短時間だったけど、あの状態で4人で会えたのは本当に奇跡に近いものがあったと思います。みんなのお陰で何ひとつ悔いのないライブになりました。ありがとう!(^^)!


♪持参品
帽子・タオル・飲み物・日焼け止め・レジャーシート・扇子・雨具(かっぱ)・双眼鏡
♪あれば良かったと思ったもの
ゴミ袋(ゴミを入れるためのものでなく雨対策として)・折りたたみ椅子
♪必要なかったもの
 双眼鏡(モニターで十分)