* File 10:プチオペ *



★発見★

その”シミ”のような物の存在に最初に気付いたのは、
おそらく8月中旬くらいの事だったかと思います。
お風呂上りに、傷痕の上を、恐る恐るタオルで拭いていた時のこと、
傷痕の上に、横に1本「かさぶた」のような茶色いスジが入っている事に気付く。
何だろうなぁ??と思いながらも、あまり気にせず過ごしていたのだが、
いつの間にか、ジワジワと、そのシミは2o・3oと
傷痕の上で、どんどん大きくなっていったのでした。

9月上旬の外来時に、たまたま外科の担当医に会ったので、
「ちょっとちょっとー、これ何ぃー、あぁっ・・もしかして手術ミスゥ〜?(笑)」
などと言いながら、そのシミを診てもらったのだが、
「こんなの初めて見た。わからん。メラニン色素なんじゃない?」などと
わけわからん事を言われ、
とりあえず、内科の主治医にも相談したけど、
わからないと言う事で、皮膚科に紹介状を書いてもらう事にした。


★皮膚科受診★

9月下旬、皮膚科受診。初診の時に言われたのは、
「わからない、こんなの初めて見た。(←こればっか(泣))
ホクロにしては、大きくなるのが早すぎるから(この時すでに縦7o)
”血腫”という事で・・まぁ様子を見てみましょう。
あんまり大きくなるようだったら、切除するのに負担がかからない内に
手術して検査に出してみましょう。」というものでした。

10月下旬、皮膚科受診時には、
4週間でシミの大きさが縦7oから8oに成長していた(怖)
あまりの急激な成長に、私も本当に恐怖を覚え、
悪い物だったら怖いので(例えば皮膚癌とか)、
11月の皮膚科のオペ日で、都合のよい日に
手術して検査に出しましょう!という事に決定。


★オペ当日(11月15日15時)

前の晩からドキドキして、なかなか寝つけなかった。
ホントに小心者な私(^^; やっぱ緊急オペ向き?(爆)
自宅を出る前に、もうすぐさよならするシミと記念撮影。
オペ1時間前の写真です。興味のある方はこちらからどうぞ(笑)

オペは・・・
お腹に局所麻酔をしたのですが、
私はホトホト麻酔の効きにくい体質らしい(tt)
「もう少し待ってみようか・・もう少し待ってみようか・・」と言いつつ、
先生もシビレを切らしたようで、
”おいおい〜、まだちょっといてぇぞぉ〜”状態でオペは始まった。

局所麻酔なので、何となく感覚も残ってるし、
頭はしっかり覚醒しているので、
”あー、今メスで切ってる”とか”はさみ使ってる”とか
”針さした”とか”縫ってる縫ってるぅー”って感じが、
如実に伝わって来て、気持ち悪かったッス。
それと同時に、やっぱり麻酔がちゃんと効いてなかったようで、
切除部分の下部3分の1は、殆ど麻酔が効いていなくて、
切る時も、縫う時もチクチクチクチクして、痛かったぁ(tt)

おまけに術後に「ほら、これね^^」と言って、
ホルマリン漬けされた、切除部位を見せられたし・・・、オエッ。

夜寝る前に、念の為、鎮痛剤と安定剤を飲んで寝たのだが、
痛みでうなされ、何度も目が覚めました。
先生ってば、「傷が小さいから鎮痛剤はいらない!」なんて言っておきながら、
”いてーじゃんっ!!”
と言っても、切り傷そのものの痛みというよりは、
縫合部の皮膚の”つり”の痛みだったと思うのですが。
翌日も下の子を”おんぶ”すると、傷にこたえました(TT_TT)
てゆーか、こんな時におんぶなんかすんな?(笑)


★検査結果★

1週間後、抜糸&検査結果を聞く為に皮膚科外来へ。
いつもながら、抜糸の痛かったこと(TT)。

問題の検査結果・・・
「ホクロでしたねぇ〜。ビックリしましたねぇ〜。不思議なことがあるもんですねぇ〜。」
と、まったり系の先生が、のほほ〜〜んと私に言いました。

(−.−;)

一応、念のため、
「先生っ、皮膚癌じゃったらちゃんと教えてっ!!好きなモノ食べて死ぬけんっ!!(願)」
と、確認だけはしておきました。
(おいおい、他に心配事はないんかいっ!)
↑でも、やっぱ癌だったら、好きな物・おいしい物たらふく食べて
死にたいって思いますよね、よね??