*File 8:第2回入院生活B*



その6:バルーン拡張

★同意書★

私的には、
”バルーンとは・・検査以上手術以下の処置”という風に考えていたので、
同意書がいると聞いたときには、ちょっとビックリ。
夫と一緒に説明を聞いていたのだが、
破裂の危険性有りってことは知ってたけど、
『ショック状態』って何よー!そんなん初耳ぢゃー!
破裂して出血多量でショック死?いやーいやーいやー!!
再び、バルーン恐怖症(泣)

★前処置★

くどいようですが、私はニフレックは飲めません。
マグコロールも本当は飲めません。
しかし、前回の小腸造影のあと、マグコロールを2日に分けて、400mlづつ飲んだことから、
マグコロールを検査前日と当日の2日に分けて、
900mlづつ合計1800ml飲むという作戦はどーだ?ということで、
主治医からOK!をもらう。
検査前日のマグコは、さほど苦しむことなく飲めました。
というのも、この日はたまたま友達がお見舞いに来てくれてて、
楽しく話しながらのマグコだったので
いい気分転換になったのかもしれません^^

★余談ですが★

結果的に2日に分けて、マグコのノルマ1800mlは完飲したけれど、
もーしーもーこれが出来なかった場合、
『胃カメラ検査(十二指腸潰瘍をみるため)→胃カメラからニフレックを注入
→大腸ファイバー→大腸造影→バルーン』という行程で、
私の検査は進められて行く予定だったぁ〜〜〜〜〜!!
今これを読んだあなた!
この恐ろしくもスペシャルな検査企画に、恐れおののき震えがきたことでしょう。
こんなむごいこと考える病院って、果たして他にあるのだろーか?
少なくとも私は知らない。
あー、ホンと、マグコ飲めてよかったよかったぁー^^

★第1回バルーン拡張術(6月7日)

とてつもなく恐ろしい物だと想像していたわりには、
終わった感想をひと言で言えば、
「思っていたほど痛くはなかった。つーか、結構、楽?」
↑って、終わってから主治医に言ったら、
「何をよぉるんかぁ〜、あんまり痛がるから途中で止めたのに(-.-;)」・・と、
笑いながらちょっと叱られちゃった。あは、あはは。


さて、検査ですが・・・
大腸ファイバーは、昨年の10月以来約8ヶ月振りとなるが、
問題の下行結腸に行くまでが悪化しているようだと言われショックだった。

それで問題の下行結腸ですが、
前回検査時2〜3mm程度の細さだった腸が、
今回糸のように細くなっていたらしく、再びショーック(TT)。

そして検査は、「今回はこんくらいにしといたろ」的な終わり方をしたので、
「へっ?!次回あり?」って少し麻酔が効いていて、
おぼろげな意識の中そう思ったのでした。
しかも、「前回(昨年10月)の写真と比較して検討してみる」という言葉から、
最悪「切れ」と言われるのでは?と思い、
「それって切るん?切るってこと?」と考え、泣きそうになる。

「バルーンして裂けたら・・という恐怖感を持ちながらバルーンをするよりも、
いっそのこと切ってしまった方が楽になれるのでは?」ということも、
バルーンをするまでに考えたこともありましたが、
いざ「切るかも?」となった時、『やっぱり切りたくない!』という自分の本心を、
この時知ったのでした。

結局・・・
「いずれは切らないといけなくなる細さだけど、とりあえず今回は切らず、
来週もう1回バルーンする」ということに決定。